東京での研修講演のお知らせです。 来る12月4日に、日本テクノセンター(東京・新宿)で と題する1日研修を行います(有償です)。 本講座では、プロジェクト・マネジメントの主要な技術について解説します。とくに、プロジェクトの成功をしばる三大制約条件であるスコープ・コスト・スケジュールと、それらをコントロールする技法であるWBS、EVMS、PERT/CPMについて、演習を交えてしっかりと学びます。とくにプロジェクトの基礎となるWBSの作り方については、他にあまりない実戦的なテクニックをお伝えします。また「海外型プロジェクト」の特性と進め方に関しても、講師自身の長年の経験に基づく実践的な解説を行います。 ただし、プロジェクトの成功はプロマネ個人の知識レベルや、スキルだけでは決まりません。組織がもつ思考と行動習慣(いわば組織の「OS」)に応じて人を動かすことが大切だからです。たとえば、 ・計画がきちんと立てられず、行き当たりばったり ・だれが何を決めるのかわからず、意思決定が遅れる ・以心伝心・暗黙の了解で動いて、言葉にしない ・契約感覚に乏しく、地雷を踏んでしまう といった項目に、一つでも思い当たることがある方に、ぜひ受講していただきたいと願っております。単なる外国の教科書の解説ではなく、実践的で身につく知識とスキルを学べる講習ですので、とくにこれから海外系のプロジェクトに取り組もうとされる方に、おすすめします。また、中小規模のプロジェクト実務に携わりつつも、世間のPM標準では満たされぬ思いを感じておられる方々にも、身のある内容だと自負しています。 本研修の内容は、拙著『世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書』とも連動しています。著書はストーリー仕立てになっていますが、研修では背後にある原理とセオリーなどについてもきちんと解説いたします。 お申し込みは案内サイトから行えます。大勢の方のご参加をお待ちしております。 佐藤知一
by Tomoichi_Sato
| 2017-11-06 21:24
| プロジェクト・マネジメント
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Comments(9)
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播磨放射光
at 2019-07-30 19:38
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ダイセルの久保田邦親博士の唱えるCCSCモデル、読ませていただきましたが、プラントメンテナンスの軸受などの分野でラマン分光が活躍するのではないかと思いました。
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大門博士
at 2019-12-22 23:32
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EHL理論の専門家であれば、油膜は絶対に切れないというでしょうね。しかし境界潤滑状態というのもうすでに油膜は切れています。電気抵抗を計った実験が調べればたくさん出てきます。しかし問題は「油膜が切れる」と言いたくなるような突然死(サドンデス)が起こるのはなぜかということです。それに明確な答えを出したのが久保田博士のCCSCモデル。なんと潤滑油由来の表面に張り付いたグラファイト膜(トライボフィルム)がナノメートルのダイヤモンドになるというものです。詳しくは「境界潤滑現象の本性」で検索してみてください。
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鋳造技術関係
at 2020-09-20 01:07
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なんかエンジンのコールドスタートに役立ちそうですね。C.C.Yangの熱力学データなんかと実験を組み合わせると面白うです。あと、材料物理数学再武装というのを別のところで見つけましたが、関数接合論はなかなか面白そうです。トライボロジーのストライベック線図や金属の比熱、マルテンサイト変態などに出る熱処理のTTT曲線、建築、土木分野の弾性-塑性座屈遷移問題や、破壊強度が正規分布を成さない理由を転位論と破壊力学の融合でとらえるなど、工学学理の俯瞰を示しながら非線形曲線の作成とそれから人工知能への展開は圧巻でした。
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ダイカスト関係
at 2020-09-21 18:35
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私は素形材関係の鋳造工学に従事しておりますので、等確率の原理から導きだされるクボリノフの式が面白いと思いました。
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ラマン分分光ファン
at 2020-12-20 00:44
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ダイセルがついにサステナブル世界戦略の一環として中国に巨大ポリアセタールプラント建設計画を公表しましたね。
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サステナブルマリンエンジニアリング
at 2021-03-03 15:45
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マルテンサイトの強度、靭性のバランスが数理的に求まる関数接合論は重宝しています。
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伸線ダイス
at 2023-05-30 10:02
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日立金属はプロテリアルに名称が変わったようですね。ところで日立のLumadaの開発者は久保田博士だって噂本当ですかね?
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アダマンタン
at 2023-10-30 07:07
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DX推進体制が、固まったんですかね。
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エンジン技術者
at 2024-04-29 20:36
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「材料物理数学再武装」か。なつかしいですね。マルテンサイト変態にからむ熱処理に重要なTTT曲線の説明は目からウロコでした。開発されたSLD-MAGICもハイテン成形分野では、自動車のCO2排出削減へ、多大な効果をもたらしましたね。
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