見えないパワーシフト - 生産から販売へ(つづき)

(なぜか末尾が数行だけ、切れてしまっているようです。入力画面ではちゃんと見えているのに、表示されないのはサーバ側の問題かもしれません。末尾だけ追加します)
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これが、設計・製造部門から販売部門への企業内パワーシフトの背後にあった事情である。昔、'80年代頃までは、「販社」というのは製造業の子会社であった。「キヤノン販売」「エプソン販売」といった会社名は、その頃の事情を示していた。ところが今や、工場が製造子会社となる時代である。統計があるかどうかは知らないけれど、'90年代以降、製造業のトップには営業畑出身者が目立つようになった。

サプライチェーン全体では、それはもっと大規模に行われた。その昔、松下電器の製品は近隣のナショナル販売店(電気屋さん)から買うのが当たり前だった。今、Panasonicの製品はみな、大規模小売店とか通販から買うではないか。もはや製造業には、販売チャネルを御するパワーは残されていないのだった。

では、「技術の日本」で起きた生産から営業への見えないパワーシフトは、何をもたらしたのか。それについては、長くなったので、稿をあらためてまた書こう。
by Tomoichi_Sato | 2010-11-14 23:55 | サプライチェーン | Comments(0)
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